群馬収穫祭 - 2010 -
今年も、おいしかったね! 楽しかったね! 収穫祭! |
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前日のスコールから一転、すべての山の稜線が見える行楽日和に 去る10月16日(土)、恒例の野菜くらぶ収穫祭を開催しました。今年も多数のご応募をいただき、ありがとうございました。応募多数のために抽選とさせていただきましたが、消費者のみなさま、お取引さま、生産者と総勢400名ほどでの収穫祭となりました。さてこの日は、周辺の山々の稜線がすべて見えるという、絶好の行楽日和。前日、スコールのような雨があり心配しましたが、スタッフ全員胸をなで下ろしました。そんな雨上がりのすがすがしい空気の中で、お世話になっているご近所の方や老人ホームの車イスの方々が記念撮影をしてくださいました。毎年ご招待している方々です。 そのうちに、首都圏など遠方のからのお客さまが次々に到着。11時、主催の醸成会(生産者の団体)会長・青木茂と野菜くらぶ取締役の林美之の、「生産者と交流していってください」「今日のために春から野菜を作ってきました。畑をよく見て下さいね」というあいさつとともに、いよいよ収穫祭のスタートです。 毎年ご好評をいただいている料理の数々は、今年も力が入っていました。いい香りを漂わせている焼きとうもろこしを作ったのは、青森の矢口岳夫。「全部で300本。夜を徹して青森から運んできました!」。ドリンクコーナーには、昭和村産100%のりんごジュース(高橋盛雄)のほか、モスバーガーさんから協賛いただいた、りんご、もも、不知火ジュースも並びます。
クレープ、ピザ、おにぎり、お餅、お腹いっぱい食べました 有機ジャガイモ(諸田幸治)の、一口サイズの丸ごとのフライドポテトをポンと口に投げ入れ隣を見ると、おなじみタイ研修生による本格トムヤムクンが。エビやタコの入ったピリ辛味がたまりません。皇室に献上したこともある川場村の新米コシヒカリ(小林政幸)のおにぎりは、塩ゴマまぶしで登場。大鍋の豚汁は野菜くらぶの新鮮野菜と清七味噌(茂木清七)のコラボで提供され、どれも行列ができておかわりの人も。ぺったん、ぺったん……子どもたちが杵を力一杯振り上げてつくお餅も、川場村のもち米。つき上がると行列ができて、またたく間になくなります。 むかいのテントでは、新鮮野菜をくるむクレープに行列が。トマト、ブロッコリー、レタス、キャベツ…お好みで選べる、野菜くらぶならではの企画です。もちろんカスタードクリームにりんごの甘煮もご用意。担当の茂木方子は「クレープは何枚焼いたかわかりません。小麦粉だけで3キロかな」。その苦労は、重ねたクレープの厚みが物語っています。 巨大オーブンで焼いているのはピザ。こだわりの牛乳、バターで生地を作り、たっぷりのチーズにピーマン、タマネギ、ベーコンが味のアクセントに。「チーズはいいものを使って全部で2万円くらい。生地は100枚は作りましたね !」と、額に汗をにじませる澤浦幸子が言います。もちろん、野菜くらぶの野菜食べ放題のサラダバーも。丹精込めて作ったレタス、水菜、ピーマン、トマト、キュウリ、キャベツ、ブロッコリー、大根などなど。みなさん、日ごろの野菜不足を補っていました。 らでぃっしゅぼーやさんで野菜くらぶをご担当いただいている盛定桂子さんは、「会員さんの間では、野菜くらぶの収穫祭は有名なんですよ。初めて参加しましたが、うわさ通りですね。多くの生産者と交流を深めてもらいたいと思います」。また金沢からご参加いただいた卸業、(株)あきおの前川晴夫さんは、「5時に出てきました。こんなにたくさんにお客さんがみえるとは、思っていませんでしたよ」と興奮気味におっしゃいます。
持ちきれないほどの野菜をお土産に。来年も、お待ちしています! お腹が満足したころ、舞台上ではりんごの皮むき競争がスタート。「がんばれ~」「落ち着いて~」という会場からの声援に応え、子どもも含め3組15名の方が腕を競い、佐藤さん、富所さん、鶴田さんが優勝。続くりんごジュース飲み競争では、おとなには5~10秒後スタートというハンディをつけて決戦。優勝したのは、稲葉さん、新橋君、川口さんでした。おめでとうございます! ジュース飲みに参加した林さんは「こんなステキな催し物をありがとうございました。来てよかったです!」。参加者全員に、ベゴニアやシクラメンなどをお持ち帰りいただきました。 さて野菜の重量当てクイズは、こんにゃくが1900グラムで、久保さんが優勝。キャベツは2.5キロで、柳井さんなどなんと7名がピタリ賞に。2.8キロの大根も、菅野さん、森さんの2人がピタリ賞となりました。 そしていよいよ、収穫体験の時間。5班にわけてスタートです。畑には上のほうから、さつまいも、大根、ミニ白菜、小松菜が育っています。茂木清一によると「さつまいもがいちばん上にあるのは、育ちに時間のかかるものから植えたからだよ」。半年かかっているのです。お客さまは農業用の大きな袋を手に、いっせいに畑に入ります。手前は小松菜ですが、人だかりがしているのはさつまいもの畑。なぜなら宝探しみたいだから。土を掘らないとわからないので、ちょっとしたギャンブル気分です。 茨城からご参加の阿部さん、上原さんご一家は、「スーパーでポスターを見て、昨年初めて参加しました。今年も狙ってたんですよ。来てよかったです!」。今年で3回目という宮澤さん、古茶さんご一家は、「天候不順で野菜の出来が心配でしたが、これだけいいのができてるなんて…」と驚きの表情を見せてくれました。 小1時間ののち、それぞれの袋は両手でも抱えられないほどの重さになり、みなさん満足げな表情で帰途につかれました。野菜くらぶの収穫祭、今年も楽しんでいただけましたでしょうか? ご協賛いただいたみなさま、ありがとうございました。また残念ながら抽選にもれてしまったみなさま、これに懲りずまたご応募くださいね! では来年、またお会いしましょう!
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