群馬収穫祭 - 2009 -
お腹いっぱい、お土産いっぱい、楽しかったね~、収穫祭! |
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団子汁からクレープまで、何を食べようか「迷っちゃう!」 実りの季節を迎えた10月17日、野菜くらぶの収穫祭が、本社と周辺の畑で盛大に開催されました。今年はお客さま約200名、取引先さま、生産者がそれぞれ約100名と、大変たくさんのお客さまにお出でいただきました。 秋晴れのもと、午前10時の受付開始から30分後には、すでにお餅のコーナーに行列が。首都圏や遠くは静岡方面からお出でいただいたお客さまは、まずは腹ごしらえです。この日用意された食べものは、どれも2~3日前から生産者のみなさんが心を込めて作った手作り品です。 「よいしょ、よいしょ」の掛け声とともにつくお餅は、きなこ、大根下ろしなどで食べられます。群馬の郷土料理・団子汁は、寸胴鍋でしっかりだしをとり、ニンジンや長ねぎなどたっぷりの野菜とともに煮てあります。タイの研修生たちが作ったトムヤンクンは、さすがに本格的。シュリンプ、鶏肉の味がよく出ています。大型オーブンで焼く野菜とチーズたっぷりのピザ、リンゴの甘煮や野菜が選べるクレープにも、ズラリとお客さまの列ができています。 このほか献上米で知られる川場村のお米で作ったおにぎり、生産者が丹精込めて作った焼きトウモロコシ、野菜くらぶ生産者の新鮮野菜がそろったサラダバー、ご協賛いただいたフローズンケーキや、ジュースのドリンクバーまでおいしそうなブースが並びます。お箸と皿を手にウロウロしていたお客さまは、「こんなにあると迷っちゃいますね。何から食べよう」。
津軽三味線、ジュースの早飲み、リンゴの皮むき、独立支援の研修生たちも まだまだ食べきれませんが、ステージでは竹之内実行委員長、澤浦社長のあいさつに続き、沼田市の津軽三味線グループ・鈴友会による演奏が始まりました。デデーン、デデーンという独特の音合わせが会場に響き渡ると、食べるのに夢中だった子供さんたちも思わず顔を上げます。おなじみの「じょんがら曲弾き」から師匠の迫力あふれる唄へと続くうち、特にご年配のお客さんは演奏に聞き惚れていました。全7曲が終わったときには大きな拍手が送られ、会場を多いに盛り上げていただきました。 引き続きステージで行われたのは、子供たちによるリンゴジュースの早飲み競争。「よーい、ドン」の声とともにジュースを一気飲み。ステージ下で見守るお父さん、お母さんは、「あともう少し! がんばれ! がんばれ!」と声援を送ります。競争は2組で行われ、ひなた君とこうすけ君が優勝しました。 そして続くのは、りんごの皮むき競争。30秒という制限時間の中でいちばん長く皮をむいた人が勝ちというルールで、こちらは大人も参戦です。去年も出場したというお客さまは、「ステージの上だし、時間が来るとあせって手が震えちゃうのよね」。その言葉通り、包丁を使うこの競争では大人といえども真剣な表情です。カウントダウンが始まると気持ちが焦り、皮を切ってしまう一幕も。競争は3組で行われ、それぞれ滝沢さん、小宮さん、野中さんが優勝しました。 続いて、野菜くらぶの若手イケメン軍団がステージ上へ。独立支援プログラムの研修生と卒業生たち、7名です。それぞれが自己紹介し、「畑でクマに合ったり、いろいろな洗礼を受けています」という野元さん(群馬で研修中)の話には、「エーッ」という驚きの声が。また8月に静岡で独立を果たし、ソイルパッションという会社を興した深川さんは、「これからは、『パッション深川』と、呼んで下さい」。元気な生産者が育っています。
さつまいも堀りは、「宝探しみたいだね!」 ステージでのイベントを楽しみ、お腹もいっぱいになったところで、いよいよ野菜の収穫体験です。A班、B班に分かれ、水菜と小松菜の畑と、大根とさつまいもの畑を、交互に訪れました。大きな袋を1人1つずつ渡され、これに入るだけの野菜をとることができます。昨年は残念な出来だった野菜たちでしたが、今年は元気に育ちました。水菜、小松菜の畑には裸足で入る人もいて、土の感触に「気持ちいい!」。無農薬と聞いて畑で小松菜を口にしたお客さまは、「甘い!」と感激していました。 圧巻は、さつまいも堀りです。1人1株、自分で選んで掘りますが、土の上に出ているのは茎の部分だけ。土中に隠れているさつまいも、「いったい、どれにたくさんのイモがついてるの!?」。お楽しみは、掘ってから。しばらくすると畑には、「キャー、おっきい! 大漁(?)だよ~」という声から、「あれ~、全然小さいのばっかりだよ」という悲しい声まで、悲喜こもごもの声が飛び交いました。収穫の記念写真を撮りあったり、ネズミに食べられた芋を見つけてイモ掘りからネズミ探しに転じる子供たちもでるなど、興奮の収穫体験。みなさん、ずっしりと重い袋を両手でやっと抱え、帰路につきました。 生産者、社員総出で準備した「野菜くらぶの収穫祭」。みなさん、楽しんでいただけましたか? また来年も開きますので、今年来られなかったお客さまも、来年を楽しみにしてくださいね! 最後に、ご協賛いただいたお取引先の方々に、厚く御礼申しあげます。ありがとうございました。
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