有機農法勉強会 - 2009 -
有機農法の勉強会を開きました。 |
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■野菜くらぶでは去る4月9日、食の安全をテーマに活動する(株)ミズホ(愛知県名古屋市)から講師を招き、有機農法についての勉強会を開きました。講師は、同社研究所の武田泰広さん(写真・右)。かつて農園の農場長を務め、現在も8反歩の畑で野菜を育て、直売所に出荷するという農業のプロです。野菜くらぶからは、生産者、研修生、当社の営業、事務職など14名が参加しました。 ■講演の内容は、土づくり、有機農法、化学肥料について。「栄養価の高い野菜を作るには土に地力をつけ、バランスよく肥料を吸わせること」「光合成をしやすい状態を作ると、味がよくなり、収量が増えるだけでなく、病気にもなりにくい」などというお話に納得です。このほか具体的な肥料のやり方や、土づくりの方法などを勉強しました。 ■また「有機肥料は十分発酵したものを」というお話の中では、「納豆は納豆菌で分解されているため消化吸収がよく、栄養の8~9割が吸収される」という情報も。みなさん納豆を食べましょう。 ■初心者向けとのことでしたが、腐食率、有効菌などという専門用語のほか化学記号もたくさん登場し、営業や事務系の社員は大変。しかし生産者から「営業もこういうことを知ってないとダメだよ」と励まされ、心を引き締める場面もありました。日常的に土壌分析や肥料設計などをしている生産者からは、休憩時間や講演後も具体的な質問や相談が続出し、日ごろの疑問を解消することができました。外はよく晴れて絶好の畑仕事びよりでしたが、午前中の2時間、参加者はしっかり勉強しました。
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