台風18号による、静岡のレタス出荷の予測をご報告します |
台風18号が通過して1週間が経ち、静岡のレタス出荷の予測が把握できました。 出荷開始予定の11月10日~11月中は、台風の影響により小玉となる可能性が高く、出荷量も計画の7~8割程度に落ちる可能性があります。台風直前に定植した苗の被害により、12月中旬頃に出荷量が減る可能性があります。 なお幸い、トマトには被害はありませんでした。 生産者一同、現在残っているレタスたちをなんとか回復させようと、レタスの病気の抑制や追肥など、精一杯の努力をしております。ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。 レタスの被害、出荷の予測は、下記の通りです。 ■被害の状況 強風と塩害による被害が出ており、塩害による外葉の傷みと、強風による外葉のちぎれが発生しました。このため順調なレタスの生育が望めず、出荷量の低下と小玉になることが予想されます。レタス生産者3名のうち1名は特に塩害の被害が大きく、出荷の開始が遅くなる見込みです。 ■出荷の開始時期 当初、11月1日頃を見込んでいましたが、7~10日ほど遅れが出そうです。1名が11月10日から出荷を開始し、3名の出荷がそろうのは、15~18日ころの見込みです。 ■出荷量の予測 収穫は、2~3割低下すると思われます。また外葉の痛みが激しいため、11月中は小玉になる可能性があります。 1名の畑では台風直前に定植した苗(約2反分)が、塩害のため全滅状態となりました。そのため収穫期の12月10日から1週間ほどは、出荷量が低下する可能性があります。ただしその前後に定植した苗の生育・回復状況によっては、順調に出荷できる可能性もあります。 今後も随時、状況をご報告申しあげるとともに、より良いレタスをお届けできるよう最善を尽くしてまいります。ご理解をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。 →台風直後の群馬、静岡の被害については、こちらをご覧ください。 →11月10日現在の、静岡の回復状況については、こちらをご覧ください。 |