「株主総会」と「方針説明会」を、開催しました。 |
■(株)野菜くらぶでは去る3月27日、ホテルベラヴィータ(群馬県沼田市)において、「第13期定時株主総会」と「第14期経営方針説明会」を開催しました。株主約50名を含め、社員、生産者、その家族、従業員など約100名もの参加をいただきましたこと、この場を借りて御礼申し上げます。 ■株主総会は1年に一度、株主の方々へ経営内容を報告し、今後の方針の承認をしていただくために開きます。開会宣言についで澤浦彰治社長が議長に就任し、監査役から監査報告、事業報告を受けたのち、貸借対照、損益計算(平成21年1月31日現在)、剰余金の処分などについて承認を受けました。 ■その後「経営方針説明会」を開きました。野菜くらぶでは、当社に関係するすべての方々に当社の方針をご理解いただきたいとの思いから、毎年、総会後に方針説明会を設けています。経営方針、QPMS(農産物の品質生産管理マネジメントシステム)の運用、栽培・出荷自主基準などについての説明が行われ、青森・静岡の独立支援研修生からの報告には特に大きな拍手が送られました。 ■今年の特徴は、経営方針を社員全員で作成したこと。半年かけて会社の評価点、改善点、財務内容や社会情勢の分析などを行いました。これはわたしたちがいちばん大事な情報は現場にあり、社員が持っていると考えるためです。そこから導き出された方針は、会社存続のための増収増益、新たな商品の開発、お客さまに近いところで販売するための新たな業態の開発、作業性を高めるための整理整頓、そして全員参加型の組織作りなどです。 ■そして今年もっとも感動を呼んだのが、大阪府枚方市で農園レストランを営む野島五兵衛さんの講演。野島さんは、農業は「大地に働く誇りを持った営み」であり、人に感動や喜び、安らぎを与える文化の源であるとし、それぞれの土地で「農の価値」を高めていくことの大切さを説きました。ご興味のある方は、農園「杉・五兵衛」へどうぞ。 ■講演を受けて行われたグループ・ディスカッションは、1時間以上におよびました。参加者からは、「野菜を作ることは、いのちの元を作ること。もっと自覚をもって消費者のみなさんに農の大切さを伝えていきたい」「レストランと農産物栽培とかたちは異なるが、食べものを提供するという本質は同じだと思った」などの意見が出され、わたしたちの仕事の重みを再確認するきっかけとなりました。 ■夕方からの懇親会では、参加者の交流がなごやかな雰囲気のもとで行われ、これからも食卓を豊かにする農産物をお届けし、皆さまの健康を支えることを全員で確認し散会となりました。 |